離婚届が自分に必要となった

離婚届、此奴を見るのはもう何度目か。数百程度じゃ、収まらんな。何千回目?、とある役場で日々の糧を得てる。

この離婚届と他書類を渡し、受理する役目が専ら担当。けど、ずいぶん増加中。許されん時代・国も存在すると聞き覚えあるが、本国では離婚届が容易に出され過ぎる。

初めから結ばれねばよい。政略や家の縁組でもあるまい、せねばならぬ事情等存在せず、最初から数年で別れるならば無駄とゆうもんだ。

仕事も減って助かる。過ぎれば困るが、程々がベスト。月に幾つ位だろう…百件位?もっと少数が有難い。こんな仕事御免だ。

定時上がりとはいえ、休みに給与安く、家族も放ったらかし…と思いきや、我が妻ではありません?まさかね、妻に事務的説明をする、どうやら取りに来たのは、離婚届。

私も使う日が来るとは思わず。他人を嘲り笑う前に、我が身を正しておくべきであった。後悔尽きぬ事、この上もなく。

一か月後、正式に手続きを済ませ。お互い別々に歩み始めます。