まず最初に、旧約聖書の権威、新約聖書の土台としての旧約聖書について考えてみましょう。
イエス・キリストが旧約聖書について何と言っているのか考えます。
マタイ4章1節-11節を読んでみましょう。2つの事がここで認められるでしょう。
(1)イエス・キリストは旧約聖書を神の言葉として引用していることです。
(2)イエス・キリストは旧約聖書の権威、神のことばとしての権威を認めていることです。
では、新約聖書の中で使徒パウロが書いた書簡では何と言っているでしょうか。新しい契約が成就された後に、これらの書簡、手紙が書かれた事を頭に入れておく必要があります。 まず2テモテ3章14節-17節を読んでみましょう。ここでパウロが指している聖書とは、明らかに旧約聖書を指しています。テモテの母親はユダヤ人、その祖母もユダヤ人であり、幼い頃から聖書、つまり旧約聖書に親しんできたのです。新しい契約下にあるパウロも旧約聖書の権威を認めているのです。1コリント10章1節ー11節を 読んでみましょう。 「これらのことが彼らに起こったのは、戒めのためであり、それが書かれたのは、世の終わりに臨んでいる私たちへの教訓とするためです。」パウロは10章1 節から10節までイスラエルの人々がなぜ神によって裁かれたのかを説明しています。そして11節に旧約に書かれている内容、つまり神のイスラエルに対する 裁きは、クリスチャンのために書かれていると結論付けています。
を読んでみます。 この文脈では、昔、書かれたものとは、旧約聖書を指しています。
を読んでます。ここでパウロが言っていることは、2つあります。
(1)旧約聖書によってすべての人が罪に定められていると啓示されていること。
(2)旧約聖書に示されている様々な律法は主イエス・キリストへと導く道しるべであると教えているのです。
今まで読んだ聖句から、3つの点をまとめておきましょう。
第一に、初代クリスチャンにとって「聖書」とは、旧約聖書を指しているこ と、つまり旧約聖書は、クリスチャンにとって神のみことばであるということ、第二に、旧約聖書は神の働き、愛、力、および人間の罪、愚かさを教えているこ と、第三に、律法および旧約聖書は主イエス・キリストへと導く道しるべと考えられることです。
最終更新日: 2009年2月 4日(水) 16:57 JST|867 閲覧件数
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