旧約聖書入門
★旧約聖書の読み始め★旧約聖書の読み方の変革
★旧約聖書の権威
★旧約聖書と新約聖書の関係
旧約聖書の正典
★旧約聖書の正典★ヘブル語聖書の正典
★カトリックとプロテスタントの正典
★宗派、教派による違った正典の種類の表
旧約聖書の教え
★神の契約★創造主なる神の聖なる愛
★創造主なる神と偶像礼拝
★真実の神と日本人の偶像礼拝
難しい聖句
★旧約聖書の難しい聖句の紹介★聖書と戦争
★詩篇137
★敵を愛せよ
創造主なる神の聖なる愛
では、次に旧約聖書のメッセージについて考えてみましょう。旧約聖書のメッセージを一言で表せば「創造主なる神様の聖なる愛」です。 第一日目に光が創造され、二日目に空と海が分けられ、三日目に乾いた土地と植物が造られ、四日目に太陽と月が造られ、五日目に鳥と海にいる魚介類が造られ、六日目に、陸地にいる動物が造られ人間が「神のかたち、男と女」として創造され、七日目に神は休みます。創世記1章のメッセージは何でしょうか。
その第一は、人間が住んでいるこの地球、この周りにある宇宙、自然、動植物、海の魚たちが、ある目的をもって神によって創造されたという事実だと思います。第二に、人間は「神のかたち」として動植物とは区別されて創造されたのです。神のかたちとしての人間が本来持つ役割は、神の栄光を現すこと、神の教えに従いその知恵で満たされ、神の栄光を現すことなのです。第三に、人間も含めたこれらの被造物は神の支配下にあるということです。神は今も太陽を昇らせ雨を私たちに与えてくださっているのです。私たち人間も、完全に神の恵みに頼って生きているのです。
私がアメリカに住んでいた時の話ですが、1週間ぐらい大寒波が襲いました。雹がふり木が倒れ電線が切れて、五日間ぐらい停電だったのです。電気は使えませんから、夕方5時には真っ暗になります。暖房もありません。冷蔵庫も使えません。「さて困った。冷蔵庫にあるものが腐ってしまう」と思いました。そこで考えたのです。「外には山と氷があるではないか」と。外に行って氷を冷蔵庫に入れて、何も腐らずに済んだのです。
確かに私たちの生活には、電気がない生活は考えられないかもしれません。非常に不便になります。しかし、電気がなくても生きていけます。200−300年前の生活に戻るようですが、生きていけるのです。またしかしですが、雨がなくては生きていけません。空気がなくて3分と生きられないでしょう。ここで私は重要なことを学びました。神の愛と恵みに心から感謝したのです。
すべてを支配して私たち人間に恵と愛を注いで下さる創造主なる神、唯一の神について学ぶために まず45章18節ー25節を読んでみましょう。
主なる神は唯一であり、創造主は他にはいません。他に神々などいないのです。私たち人間は、神に造られた器に過ぎません。その器を作ってくださった方が創造主なる神様なのです。私たちの髪の毛の本数まで知っているという主なる神です。
主なる神は創造主なる方ですから、イスラエルだけでなくすべての人間を支配する主なる神なのです。ですから、主なる神は、聖なる愛をイスラエルだけでなく、全人類に注がれているのです。さらにこの方は、イスラエルに聖なる教えを授け、イスラエルを世の光、つまり究極的には神の一人子である主イエス・キリストをこの世に使わしたのです。ここに旧約聖書のメッセージがあります。