カトリックとプロテスタントの旧約正典


旧約聖書の正典はどれが正しいのでしょうか。
正典とは何でしょうか。


カトリック正典

分類表を参照してください。

次にカトリックの伝統を見てみましょう。ヘブル語正典の39巻の他に、ユディット書、トビト書、バルク書、ソロモンの知恵、1、2マカベヤ書、ベン・シラの知恵の7巻を第二正典として含んでいます。カトリックはこれを第二正典と呼びますが、プロテスタントはこれを外典と呼びます。単なる呼び名の違いですが、こんな所にもカトリックとプロテスタントの違いが出ていて興味深いものです。

プロテスタント正典

通常、皆さんが使う聖書には外典が含まれていないかもしれません。新共同訳をお使いの方は外典を読んだ方もいらっしゃるかと思います。外典を学ぶ理由として、3つ挙げられると思います。
 (1)正典がどのように成り立っていったかを学ぶために役に立ちます。 (2)ユダヤ人たちの旧約聖書解釈を学ぶことによって、その当時のユダヤ人たちの物の考え方を理解できます。 (3)私はもう一つの理由として、旧約聖書の終わりが前400年から神の一人子である主イエス様が来臨するまで、この時代を中間時代ともいいますが、その頃のユダヤ人文化、歴史を知る上で非常に重要な資料だと思われます。

  さてプロテスタントの正典を見てみましょう。正典の一つ一つはヘブル語聖書正典と同じですが、分類の仕方が違います。プロテスタントの正典は4種類に分けます。ここは、私たちが普段見慣れている分類だと思います。まとめてとして他と比べながら、みてみましょう。  

モーセ5書が創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記の5巻。歴史書がヨシュア記からエステル記の12巻です。諸書がヨブ記、詩編、箴言、伝道者の書、雅歌の5巻。

そして最後に預言書の大預言書と呼ばれるものがイザヤ、エレミヤ、哀歌、エゼキエル、ダニエルの5巻。小預言書と呼ばれるものがホセヤからマラキまでの12巻です。預言者に大、小の名前がついているのは、重要度を表しているのではなく、その預言書の長さを表しています。



さてどの正典が正しいのでしょうか。外典は、正典に入れるべきではいと私は考えております。分類としてはヘブル語聖書の分類が、イエス・キリストと1世紀のクリスチャンによって使われていたものと考えられます。